(出典:ぱくたそ画像はイメージで実際とは異なりますのでご注意ください)

心霊スポット名

 万松楼

心霊スポット名の読み方

 ばんしょうろう

万松楼とはどのような場所か(概略)

万松楼とは、長崎県佐世保市にあるホテルを含む企業およびホテルの名称です。

長い歴史を誇り、旅館として人気だった時期もありますが、宿泊客の減少により、経営状態が悪化し廃業しています。

万松楼の概要

戦前の明治26年創業の歴史のある旅館です。

政治家軍人や文化人が訪れ、温泉施設などを中心に人気のあった旅館ですが、宿泊者の減少や景気の低迷なども合わさり、経営状態が悪化し廃業となりました。

会社の宴会や結婚式が頻繁に行われるホテルだったようです。

閉業まじかには、害虫の目撃情報や食中毒の情報もネット上でみつけることができました。

万松楼の誕生から廃業となるまでの歴史

ウィキペディア(Wikipedia)を中心とすの情報をもとに歴史を振り返っていきましょう。

 ↓

創業は1893年(明治26年)で、割烹旅館として営業を始めました。開業当時は「山」とよばれていたようです。

1896年(明治29年)に伊藤博文が景勝を賞して「万松楼(ばんしょうろう)」と名付けたといわれています。

以降、東郷平八郎、永井柳太郎、西郷従道、野口雨情、西条八十、井上日召、山本五十六など政治家軍人や文化人が多数訪れました。

戦後は観光ホテルとして事業を展開し、1998年(平成10年)には入浴施設「弁天の湯」をオープンさせ人気を博しました。

2005年(平成17年)12月にグループ会社のゴルフ場が経営破綻すると、徐々に宿泊客が減少していたホテル自体の経営状態も悪化し2006年(平成18年)1月30日に民事再生法の適用申請を行う事態に至りました。

2011年からは新経営陣のもと経営・運営をしていましたが、2014年源泉を汲み上げるポンプの故障を理由にホテルの営業を停止しています。

2017年には競売にかけられることとなり廃業となっています。(負債総額は31億円ほどだそうです。)

万松楼が心霊スポットと呼ばれるようになった理由

*ホテルの廊下のイメージ画像

万松楼が作られる以前にさかのぼります。

戦時中に朝鮮半島から連れてこられた人々が強制労働させられていて、その方々の墓地が旅館の裏手にあたる部分にありました。西方寺が管理するその墓地の一部を取り壊し万松楼を作ったとの話が地元の人を中心に語り継がれていて、いわくつきの場所といわれていたようです。

営業中、幽霊の目撃情報や心霊体験をした人の情報が広まり、心霊スポットと呼ばれるようになりました。

閉業から数年経過した2023年11月、218号室にて一部が白骨化した遺体が発見されています。

死後数年が経過し、死因や経緯は不明ですが恐怖体験の情報に拍車をかける形となり、怖い場所だといわれる一因になっているようです。

万松楼で噂される現象

万松楼で特に3階の一番奥の部屋で心霊体験をしたとの情報が多くみられました。

「たくさんのお札が貼られていた」、「女性がお経を読む声を聞いた」、「太鼓をたたく音が聞こえた」などの体験談をしている人もいるようです。

万松楼の調査で見つかった体験談

  • 女性の霊が現れる
  • 誰もいないのに声が聞こえる
  • 3階の奥の部屋にお札が貼られている
  • 上の階が存在しないのに足音が響く

という情報をネット上で見つけることができました。

*科学的根拠はなく、体験者の体験談としての情報です。

万松楼の現在の状況と人々の反応

 歴史ある老舗旅館が閉業と聞いて残念に感じるという声が多数ある中で、宿泊した際に害虫を目撃したり食中毒にあった人が数人いたという体験をした人もあり、反応はやや別れるようです。

怖いうわさがある場所という情報よりも、閉業を惜しむ声の情報が多くあったのが印象的でした。

万松楼までのアクセス情報

住所

 〒857-0027 長崎県佐世保市谷郷町5-32

住所の読み方

 ながさきけん させぼし たにごうちょう5-32

万松楼の最寄り駅

松浦鉄道 中佐世保駅

アクセス方法と所要時間

松浦鉄道 中佐世保駅から車で4分(国道35号経由)

駐車場の有無

近隣に多数あり

最寄りの駅から万松楼周辺の地図

最寄りの駅から万松楼までのルート

ストリートビュー

万松楼を訪れたことのあるYouTuberと訪れた際の動画タイトル

ホテル万松楼 万松楼への道順

 *YouTuber動画を見つけることはできませんでした。

営業時に投稿したと思われるホテルの動画を見つけることができました。

万松楼の指標

万松楼の「恐怖度」・「知名度」・「人気度」・「話題度」を勝手にランク付けしました。

恐怖度

知名度

人気度

話題度

一般的な指標とは異なり調査結果に基づく個人的な視点からの点数であるため、エンタメ的な感覚で見ていただけると幸いです。

万松楼を調査しての感想

戦前からの建物というとかなり歴史のある建物でありますが、写真を見ると古さはありますが比較的近代的な建物であるので、観光ホテルとしての事業展開の中で改修工事をした建物なのでしょうか?

多くの人が惜しむのと同じくそのような歴史ある建物が閉業してしまったことは残念に感じます。

近隣の地図などを見ると近隣にホテルなどもあるようなので、致し方ない問題もあるのでしょう。

伊藤博文がホテル名を付けたそうですが、それだけでも感慨深く感じてしまいます。

心霊スポットの情報としては、自分が体験したら怖いだろうなと感じるものもありましたが、誰が行っても現象が起きるものなのかどうかという点は気になりました。

名前の由来になった松や庭園などの景勝はどのようなものなのか気になるところです。

注意事項(免責)

本記事はネット上の情報、メディア報道、個人の体験談などを元に構成しており、事実を断定するものではありません。心霊スポットの訪問は自己責任でお願いします。また、現地が私有地の場合は無断で立ち入らないようお願いいたします。

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