
*イメージ画像です。実際とは異なりますので注意してください。
心霊スポット名
旧伊豆田トンネル
きゅう いずたとんねる
概要
旧伊豆田トンネルは、高知県四万十市にある廃道の一部として知られる場所です。
このトンネルはかつて交通の要所として利用されていましたが、新トンネルの開通により廃止され、現在は藪や土砂に覆われていて、徒歩でも近づくのが非常に困難です。
転落事故と焼身自殺が語り継がれる高知県の心霊スポット
高知県四万十市の旧遍路道沿いにある、封鎖された廃トンネル。
1957年の転落事故や焼身自殺の噂を背景に、多くの心霊現象が語られる場所です。
高知県四万十市にある「旧伊豆田トンネル」は、今では立ち入ることも困難な廃道となっていますが、かつては土佐清水と中村(現・四万十市)を結ぶ重要な幹線道路でした。
現在では「高知県有数の心霊スポット」として、数々の噂や心霊現象が語り継がれています。
歴史と背景
このトンネルへと続く旧道は、未舗装かつガードレールもない非常に危険な山道でした。
くねくねと曲がりくねった道は、雨の日などには特に滑りやすく、車両の運転には大きなリスクを伴っていました。
とはいえ、土佐清水から中村へと抜けるにはこのルートを通るしかなく、当時は多くの人々が利用せざるを得ない交通の要所でもありました。
悲劇のバス転落事故
1957年(昭和32年)、足摺岬方面へ向かう観光バスが、旧伊豆田トンネル付近で谷底に転落するという痛ましい事故が発生しました。
この事故により5名が命を落とし、現場には後に供養のための地蔵が建立されました。
事故後、このエリアでは不思議な体験をしたという声が相次ぎ、心霊スポットとしての噂が広がり始めます。
焼身自殺の噂と霊の目撃談
転落事故とは別に、旧トンネル内で焼身自殺があったという噂も存在します。
以降、焼け焦げた霊体の目撃談が増え、さらに怪異の印象が強まっていきました。
報告されている心霊現象
- ゲタを履いた少女の霊: バス事故で亡くなった子どもの霊だと噂され、深夜にトンネル周辺で姿を見たという声があります。
- 焼け焦げた正体不明の幽霊: 性別すら判別できないほど焼けただれた姿の霊が出現すると言われており、自殺者の霊と関連付けられています。
心霊スポットとしての噂
一部の訪問者の間では、「トンネル内で事故が起きた」「自殺者が出た」といった噂が語られています。
真偽は不明ですが、こうした背景から心霊スポットとして扱われるようになりました。
とはいえ、公式な記録や報道による裏付けは確認できておらず、あくまで噂の域を出ません。
現在の状況とアクセス
現在の情報
1994年に「新伊豆田トンネル」が開通したことにより、旧伊豆田トンネルは役目を終え、封鎖されました。
現在は土砂や藪に覆われており、正確な位置を突き止めることすら困難です。
アクセス情報(現在は困難)
住所
高知県四万十市 旧遍路道「伊豆田道」登り口
こうちけん しまんとし きゅうへんろどう「いずたどう」のぼりぐち
アクセス
土佐くろしお鉄道・中村駅より車で約20分(国道321号経由)
注意点
旧伊豆田トンネルは国道321号線沿いに位置しており、新しい伊豆田トンネルの近くにあります。
ただし、旧道は通行止めとなっており、徒歩でも進入は非常に困難です。
地図上では確認できますが、実際の訪問はおすすめできません。
トンネル周辺は長年の放置により自然に還りつつあり、特に入口付近は藪や崩落した土砂に覆われています。また、道路としての機能は完全に失われており、無理な立ち入りは怪我や遭難のリスクを伴います。探索を考えている方は、十分な準備と自己責任のもとで判断してください。
地図
ルート
ストリートビュー
スポット情報
このスポットの情報をもとに、個人的な体感を数値化しました。
あくまでも個人的な感度であるため、全員に当てはまるものではないということを前提に見ていただけたらと思います。
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恐怖度

知名度

人気度

話題度

訪れたことのあるYouTuber
心霊スポットとしての知名度から、以下のYouTuberが訪問しています。
*敬称略
- 家入ポポ / Popo Channel【ななしいんく】
- 玲衣 – Drive&Travel CH –
- ツースリーチャンネル
また、「ゆっくり解説」系の動画でも頻繁に取り上げられており、ネット上での関心は今も衰えていません。
関連作品
1961年(昭和36年)には、1957年のバス事故を題材にした小説が映画化されました。
事故の衝撃とその後の影響の大きさを物語っています。
まとめと考察
旧伊豆田トンネルは、高知県四万十市に存在する廃道で、心霊スポットとしても語られています。
かつての交通難所でありながら、多くの人命が失われた悲劇の地でもあります。
事故や自殺の噂、そして心霊体験が重なり合うことで、人々の記憶に強く残り、今なお語り継がれる存在となっています。
単なる「怖い場所」として片付けるのではなく、そこにあった歴史や人々の痛み、供養の思いを知ることが大切です。
心霊スポットには興味本位で訪れる人も少なくありませんが、その背後にある実際の出来事に目を向けることで、より深い理解と敬意を持って接することができるでしょう。
現在は藪や土砂で埋もれており、立ち入るのが難しい場所です。噂の真偽を確かめることも容易ではなく、訪問を検討する場合は慎重な判断が求められます。
注意事項(免責)
本記事はネット上の情報、メディア報道、個人の体験談などを元に構成しており、事実を断定するものではありません。心霊スポットの訪問は自己責任でお願いします。また、現地が私有地の場合は無断で立ち入らないようお願いいたします。
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よくある質問
▶旧伊豆田トンネルは現在も通行できますか?