(引用:Pixabay *スポットの情報とは異なりますのでご注意ください。)

実体験を語っていこう!

楽しみにしていた人がいるのかどうかわかりませんが実体験のコーナーの話をお待ちいただいた方、お待たせいたしております。

今回は、自身の実体験について話していこうと思います。

私自身のページ実体験と不思議な話|心霊体験はあるのかどうかについてで予告していた話をさっそく・・・と思っていたのですが、いくつか思い出したことがありました。

年齢を重ねていきますと、もの忘れもしますので、忘れないうちに先に思い出した話を今回は語っていこうと思います。

予告した体験談をお待ちいただいていた方(そんな方が存在するかはなぞではありますが)には申し訳ありませんがもうしばらくお待ちください。

思い出した実体験

予定を変更したしまして、実体験を書いていくんですが、ここでカミングアウトなのですが・・・こう見えて私は医療従事者でございます。

結構仕事はつらいことが多く・・・何度か転職しています。

別に仕事の愚痴を書くコーナーではないのでそこは安心してください。

以前勤めていた病院での体験談を書いていきます。

笑い声はだれのもの!?

病院では、決まった時間にしないといけないことがあります。

そのうちの一つが「体位変換」です。

これは何のことかというと、自分では寝返りができない人の体の向きを変えることです。

右を向いていたら左に向きを変えるとかをイメージしていただけたらあってます。

病院によって2時間おき、3時間おきなど規定があったりしますが、確か以前の病院は3時間おきだったように記憶しています。

当然、相手は自分で寝返りができない方なので、2人一組で回っていきます。

その際におむつ交換が必要な方にはおむつ交換もしていきます。

それらの仕事を「体交」って呼ぶことが多いです。そのことを頭に入れたうえで、読んでください。

本編はここからです。(本編始まってなかったんかーいって思った方、すみません。)

ある日の夜勤、時間になったので「体交」に行くことにした私と夜勤メンバーのSさん。

2人一組である部屋に入りました。

そこの部屋には寝たきりで大きな床ずれのある方がいました。

おむつ交換も必要な方ですが、床ずれ部分のガーゼとかが汚染していたら合わせてそれも交換する必要があるんですね。(洗浄も必要ですし、とにかく仕事は多いのです。)

おむつもガーゼも汚れていたので交換もしていくことになったのですが、結構時間がかかるのでその部屋に滞在する時間は長かったです。

そうこうして、なんとか処置とおむつ交換と体位変換を終えて、次の部屋に行こうとしたとき現象がおきました。

「あははは・・・」という女性の声がどこからか聞こえました。

たった今、処置やおむつ交換をした方は男性です。寝たきりなので会話はできない方です。

当時、その両隣の部屋は男性部屋でした。

となると、いったい誰の声?ってなるわけです。反響があるにしても女性部屋からは遠いお部屋ですのでこちらの部屋に女性の笑い声が聞こえてくるのは考えずらい部屋割りになっていました。

一瞬自体が呑み込めず、数秒たってから「え?どういうこと?」となんとか言葉を絞り出しました。

夜勤メンバーのSさんはというと「キャー」と叫んでナースステーションに逃げ帰ってしまいました。

結局現象としてはそれだけだったのですが、その夜勤中Sさんは、トイレに行くときすらついてこようとする始末でした。

私は、自宅などでは真っ暗でもトイレに行けるタイプなのでそれほどの恐怖としては感じませんでしたが、そういえば数日前あの部屋で亡くなったのは女性だったな・・・なんて考えた夜でした。

まとめ

今回のお話はいかがでしたか?

文章に書くと今一つ臨場感が出ず、あまりこわくもなかったかもしれませんが、実体験として体験すると実際には怖く感じることもありました。

医療関係の仕事をしていると、心霊体験ではないものの不思議な出来事に遭遇することがあります。

機会があればその時にまたいくつか語っていきたいと思います。

今回は実はもう2つ語りたいこともあったのですが、コンプライアンスが厳しいので今回はあきらめて表現に配慮した形で機会があれば語っていきたいと考えています。

実体験はまだいくつかあってそんなに怖くないものから、ちょっとこわいものまでありますので、興味がありましたら次の話でお会いしましょう。

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