心霊スポット名
龍王滝(幽霊滝)
りゅうおうたき(ゆうれいたき)
住所
〒689-5135 鳥取県日野郡日野町中菅
とっとりけん ひのぐん ひのちょう なかすげ
交通手段
伯備線黒崎駅から車で7分 県道210号経由
地図
ルート
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スポット情報
恐怖度

知名度

人気度

話題度

概要
滝の心霊スポット
自然豊かな山間に滝がある
声が聞こえたり、男性の幽霊が目撃されたことから心霊スポットと言われるようになった
竜王滝は別名幽霊滝と呼ばれている
そのいわれとなったのは、小泉八雲作「骨壺」に集約されている【幽霊滝の伝説】が有名である
幽霊滝の伝説
小泉八雲作 「骨壺」集約 【幽霊滝の伝説】要約
明治の初め頃、麻取り場で女たちが話をしていた
そのなかで幽霊滝に肝試しに行こうという話がでてきた
話は盛り上がるものの、いざ行こうというものが現れなかった
もし幽霊滝に行けたら麻を全部あげるという話がでたところで、麻を全部もらえるなら行こうかというものが現れた
大工の妻で2歳前の子を持つ『安本お勝』という女性である
行ってきた証拠に滝大明神の社にある賽銭箱を持ち帰ってくるということで、お勝の幽霊滝行きが決定する
よく晴れた寒い夜、肝試し当日を迎える
赤ん坊を背中におぶってお勝は幽霊滝にでかけた
恐怖心と闘いながらも滝大明神の社にある賽銭箱まで到着し、賽銭箱に手をかけたとき、どこからか「おい、お勝さん」と声が聞こえた
驚いたが再度賽銭箱に手をかける・・・するとまたしても「おい、お勝さん」と声が聞こえた
恐怖はあったが何とか賽銭箱を手に、もと来た道を走って戻ってきた
女たちは幽霊滝に肝試しに行き賽銭箱を持って帰ってきたお勝を称賛した
ひとりの女が火にあたって温まり赤ん坊に乳をあげるよう勧め、お勝もそれに従い乳をあげようと半纏を脱ごうとした
先ほどの女がお勝の赤ん坊をおろしてあげようと手助けしていると背中が濡れているのに気が付いた
背中は血で濡れており、半纏の中には首をもぎ取られた血まみれの赤ん坊の死体があった
その場所の噂
小泉八雲作の【幽霊滝の伝説】が有名である
この地には2歳にならない赤子はこの滝に連れきてはいけないと伝えられていたが、話に出てくるお勝はその禁忌を冒してしまい赤ん坊の首が取られる結末になったのだといわれている
この滝で自殺があり、その時に亡くなった人の幽霊が目撃されるといわれている
現れる幽霊の情報
- 声が聞こえる
- 男性の幽霊
訪れたことのあるYouTuber
*敬称略- Tsuyoshi films
- ひろゆき散歩
- akirin0521
- 湯上寿昭
- あぶないオヤジと鬼嫁
- ゆっくりシリーズ
- 鳥取ヒストリー
- T’s Street
現在どうなっているのか
現存している滝大明神の賽銭箱は持ち出せないようにはめ込まれている
感想
幽霊の目撃情報はあるものの、それよりもこの滝にまつわる伝説の方が有名のようです小泉八雲は・・・もともとは日本人じゃないんですよね
ラスカディオ・ハーン
たしかそんな名前だったかな
調べたら正解してた・・・昔のことには詳しい私!(最近の記憶は・・・認知症かと思うこともあるほど忘れっぽいのに)
イギリスと日本に国籍があるようなのでのちに帰化したのかもしれません
それにしても八雲なんてすばらしいネーミングセンス
そこだけを拾っても凡人とはちょっと違うと感じます
小泉八雲の書く日本の物語は素晴らしいですよね
異国の文化をこのように理解し、物語化するなんて・・・驚きです
幽霊滝の伝説については、バッドエンドな物語ですね
実話をもとにしたお話なんでしょうか
滝の禁忌を冒したおかげで最悪の結末を迎えたという話ですが、実話をもとにした話なのだとしたら恐ろしいです
賽銭箱を持ってくるという行為も天罰というものがあるのだとすればまさに天罰が下ったということなのでしょう
昼間の写真を見るとイオンのパワーで満たされそうなイメージはありますが、滝ですから夜は当然真っ暗でしょうね
それだけで怖いかもしれません
水辺には幽霊が集まりやすいとかよくいいますので、この場所で見られる幽霊は水辺を求めて集まってきた幽霊なのか・・・
ここで聞こえる声もそのようにして集まってきた霊のだした声かのか、想像だけしかできませんが心霊スポットになれた人はそれほど恐怖はないかもしれないけど、普通に怖いかもしれないと思いました
滝に高さがなさそうですが自死されている方もいるようなのでまだ浮かばれていないのでしょうか
写真だけの印象ですが、滝と緑のパワーがありそうなので昼間行ってそのパワーを受けたいな・・・と思いました
昼間も霊現象があるのだとすると、それもまたこわいですけどね
あ、2歳にならない子も連れて行かないし、賽銭箱も取らないし大丈夫か
というか賽銭箱は動かせないようなので今は安全なのか、幽霊滝の伝説はあくまでも物語なのかわかりませんけど
個人的には怖さよりも観光欲がわいてくる場所です
機会があれば行ってみたいです