
*イメージ画像です。実際とは異なりますので注意してください。
心霊スポット名
富海一家心中の家
とのみいっかしんじゅうのいえ
概要
「富海一家心中の家」は、山口県防府市にかつて存在した、数十年にわたり“呪われた家”として語られてきた心霊スポットです。
1980年代に起きたとされる一家心中事件をきっかけに、入居者の不審死や精神錯乱などの怪奇現象が噂されるようになりました。
最終的には誰も住まなくなり、廃墟と化したこの家は全国的にも有名な心霊スポットとなりました。
「富海一家心中の家」の歴史
家が建てられてから廃墟となり、現在になるまでには様々な出来事が起きています。
建築と住人の変遷
この家は1970年代に建築され、最初の家主が亡くなった後は借家として活用されていました。
1980年代にある一家が入居。
その後、事件が起きたとされています。
一家心中事件の詳細と背景
事件の詳細は公的記録が残っていないため不明確ですが、地域住民の証言やネット上の情報では、家長が経済的な苦境や家庭内の問題から、家族とともに悲劇的な最期を迎えたとされる噂があります。
その後の入居者に起こったとされる不幸の連鎖と噂
心中事件のあとも、この家は借家として利用されていました。
心中事件後に起こったこととして、
- 県立病院に勤務する医師が入居後に不審死をとげた
- 別の医師が入居し、精神錯乱ののち自殺未遂をおこした
- 入居者に度重なる体調不良や原因不明の異変がおきた
という、噂がまことしやかに広まっていったため、やがて住人はなくなり廃墟となっていきました。
解体前の姿とその後
この家が解体に至るまでと解体後の情報を深堀していきましょう。
解体前の姿
心中事件をきっかけに、怪奇現象の噂が広まったことで心霊スポットとして有名になっていきました。
この頃から、この家は「富海一家心中の家」と呼ばれるようになり、肝試しを目的として廃墟となったこの家に訪れる人が増加。
メディアやYouTuberによって取り上げられることも多くありました。
あわせて、肝試しに訪れると不幸になるという噂も広まっていきました。
なかでも有名なのが
- 山口大学のヨット部員が肝試し直後に水難事故で死亡した
- 徳山大学(現・周南公立大学)の学生が肝試し後、交通事故で全員死亡した
というものです。
一部の具体的な名称がでていることで、真実味を帯び恐れられていました。
一方で、解体の話も出ていましたが、「この家に関わると不幸になる」との噂から、解体業者すら作業を拒否したという話も残っています。
解体とその後
2018年に解体作業が始まったものの、一時中断。
中断になった理由は、解体中にも怪奇現象が起きたからだと一部では噂されていました。
請け負う解体業者がおらず、解体できない家として存在し続けていましたが、最終的に2023年11月頃には更地となったとされます。
更地後も続く心霊現象?
家は取り壊されて更地となりました。
しかしながら、夜になると不気味な気配を感じるという声が後を絶ちません。
実際にこの地を訪れた人の中には、不可解な音や人影を目撃したという証言もあるのです。
更地になった現在でも、
- 夜になると子供の笑い声が聞こえる
- 何もない場所から人の気配を感じる
- 近くを通ると体調が悪くなる
といった噂が一部で語られています。土地に残された“記憶”が影響しているのではないかとする声もあります。
SNSでの話題と心霊スポットとしての現在
この事件はSNSでもたびたび話題になりました。
X(旧Twitter)やInstagramでは、現地の様子や感じた恐怖体験を投稿する人が後を絶ちません。
現在の状況とアクセス
現在の情報
現在は建物は解体され、更地になっています。
アクセス情報(現在は立ち入り禁止)
住所
〒747-1111 山口県防府市富海富海新地2020-4
やまぐちけん ほうふし とのみ とのみしんち2020-4
アクセス
JR富海駅から徒歩約12分/車で約3分(県道58号経由)
注意点
私有地であるため、無断での立ち入りは禁止されています。
探索を考えている方は、土地所有者の許可をとるか、外からの確認のみのどちらかになります。
外からの確認をする場合でも、マナーや節度を守り周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
地図
ルート
ストリートビュー
スポット情報
このスポットの情報をもとに、個人的な体感を数値化しました。
あくまでも個人的な感度であるため、全員に当てはまるものではないということを前提に見ていただけたらと思います。
⇩
恐怖度

知名度

人気度

話題度

訪れたことのあるYouTuber
心霊スポットとしての知名度から、以下のYouTuberが訪問しています。
*敬称略
-
-
- ロウオブTV
- 光主任チャンネル
- 貧乏中年TV
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また、「ゆっくり解説」系の動画や「60秒のミステリー」でも取り上げられており、ネット上での関心は今も衰えていません。
まとめと考察
事件の詳細は未確認な点も多いものの、数十年にわたり噂が途切れず語り継がれていることからも、人々の心に深く残る場所であったことは間違いありません。
幽霊の目撃や不可解な出来事は、いろいろな見方もありますが、今もなお現象があるのだとすれば、それは実際に体験した人の恐怖や不安が生み出した「記憶の具現化したもの」なのかもしれません。
建物が解体され、更地になった今でも話題に上るこの場所。
その土地に残された“念”や“記憶”は、今後も語り継がれていくのかもしれません。
注意事項(免責)
本記事はネット上の情報、メディア報道、個人の体験談などを元に構成しており、事実を断定するものではありません。心霊スポットの訪問は自己責任でお願いします。また、現地が私有地の場合は無断で立ち入らないようお願いいたします。
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よくある質問
▶富海一家心中の家に行くことはできますか?