引用:写真AC 

心霊スポット名

 喜屋武岬

心霊スポット名の読み方

 きゃんみさき

どのような場所か(概略)

喜屋武岬は沖縄県糸満市にあり、断崖が切り立つ岬です。

沖縄戦最後の激戦地で、多くの人々が集団で、人生の最後とする道を選択した場所といわれています。

沖縄戦跡国定公園に指定され、1969年(昭和44年)には慰霊碑である「平和の塔」が立てられました。

沖縄本島最南端の場所といわれています。(正確には左側に位置する荒崎が本当の最南端とされている)

喜屋武(きゃん)とは沖縄の言葉で、限度・到達を表す「~まで」を表す「きやめ」から変化した言葉と考えられ、地元周辺では喜屋武地区の南西の端の岬を「きゃんさち」(きゃんぬさち)、灯台近くの岬を「きゃんみさき」(きゃんみさち)と呼んで区別しています。

概要

喜屋武岬の歴史

1945年沖縄戦で多くの人が、喜屋武岬に避難し、米軍に追い詰められ逃げ場を失い、集団で悲しい選択をした場所とされています。

1969年に慰霊碑の「平和の塔」が設立されました。

喜屋武岬とはどんな場所か

喜屋武岬は高さ10~20mの断崖が切り立つ岬で、この岬を境として太平洋と東シナ海にわかれます。

断崖の上には灯台や展望台が立ち、「喜屋武海岸及び荒崎海岸」や大海原を望むことができます。 「喜屋武海岸及び荒崎海岸」は国指定名勝・天然記念物となっています。

海の透明度は高く、晴れた日には青い海が180度のパノラマで絶景を望むことができ、近海には16㎞にわたるサンゴ礁があります。

海のきれいさから喜屋武岬はメジャーな観光スポットで、ダイビングやシュノーケルをする場所としても人気があります。

一方で喜屋武岬周辺は、危険な箇所や草むらにハブがいる可能性があり歩行の際には危険が伴いますし、狭いカーブの道や見通しが悪いなど車での通行時には注意が必要な道があります。

喜屋武岬を含む本島南部の海岸は、沖縄戦最後の激戦地であった地域で、付近一帯は沖縄戦跡国定公園に指定されています。

岬の先端には、1969年(昭和44年)に建立された慰霊碑「平和の塔」も建立されています。

断崖の絶壁から、悲しい選択をする方が後を絶たないためか、喜屋武岬の断崖絶壁の場所の足元には「いのちを大切に」と書かれています。

喜屋武岬が心霊スポットと呼ばれるようになった理由

*平和の塔の画像です。

喜屋武岬では今も悲しい選択をする方が多いとして知名度があります。

沖縄戦で、集団で人生の幕を閉じたと思われる者の心霊の目撃情報のうわさが広まり心霊スポットと呼ばれるようになりました。

喜屋武岬で噂される現象

岬で人が写りこんだような心霊写真が撮れたり、戦時中の方と思われる幽霊の目撃情報があります。

また、喜屋武岬では「はなもー」の話もうわさされています。

「はなもー」とは沖縄の方言で「鼻なし」という意味の言葉です。

昔、事故で鼻がなくなった女性がいました。嫁入り前の女性はそのことを悲観して喜屋武岬で自ら悲しい手段をとったそうです。喜屋武岬で、「はなもー」と叫ぶとその女性の怒りをかい、ひどい目にあったり海に引きずり込まれるとして恐れられています。

その女性の幽霊と思われるものの目撃情報も多くあります。

喜屋武岬に現れるとされる存在

喜屋武岬では、

  • 岬からの悲しい選択をした人の幽霊
  • 女性の幽霊
  • 集団で自ら人生の幕を閉じたと思われる人の幽霊

の目撃情報や心霊写真が撮れたといった体験談の情報があります。

 

中には岬から何度も同じ行為を繰り返しているのを目撃したという体験談の情報もありました。

現在の状況と人々の反応

現存しており、現在は絶景が望めたり、マリンスポーツが楽しめる観光スポットとして有名な場所です。

一方で、心霊スポットとしても有名で、心霊写真が撮れたり心霊現象のうわさの情報が多い場所です。

過去の歴史を踏まえたうえで平和を祈る人、絶景や海の観光を楽しむ人、人生の最後の場所として訪れる人、肝試し目的で訪れる人など、人によって訪れる目的や行動は違うようです。

喜屋武岬のアクセス情報

喜屋武岬の住所

 〒901-0354 沖縄県糸満市喜屋武

住所の読み方

 おきなわけん いとまんし きゃん

最寄り駅

 ゆいレール 那覇空港駅

アクセス方法と所要時間

 ゆいレール那覇空港駅から車で38分(18.7㎞)(国道331号経由)

駐車場の情報

 喜屋武岬の前に駐車場あり(無料)

喜屋武岬とその周辺の地図

   

最寄駅から喜屋武岬へのルート

 

喜屋武岬とその周辺のストリートビュー

喜屋武岬を訪れたことのあるYouTuberと訪れた際の動画タイトル

心霊スポットとしての知名度から、以下のYouTuberが訪問しています。( *敬称略)

その他、多数の訪問があります。

当サイトの喜屋武岬の指標

当サイトの指標を「恐怖度」・「知名度」・「人気度」・「話題度」にわけて、勝手にランク付けしました。 一般的な指標とは異なり調査結果に基づく個人的な視点からの点数であるため、エンタメ的な感覚で見ていただけると幸いです。  

気になる管理人視点のランクはこちらです。↓

恐怖度

知名度

人気度

話題度

当サイトの平均得点は1.5です。あなたが見る喜屋武岬のランク付けはどのような感じですか?

じっくりと考えてみると面白いかもしれません。

喜屋武岬を調査しての感想

沖縄の美しい景色や平和の塔の美しさから、過去に沖縄戦で悲しい出来事があったとの事柄が想像ができませんでした。

現在では自ら人生の幕を閉じる場所としても知名度があることも考えると、たくさんの悲しみを見てきた場所ともいえると思います。平和への思いや慰霊の気持ちを持つ必要があると思いました。

心霊現象のうわさは、数ある心霊スポットのうわさの中ではそれほど恐怖を感じるものでもないのかなとも思えますが、実際に自分が遭遇してしまうと一つ一つが怖いなと思えるものでした。

仮に訪問するとしたら、夜は怖そうなので昼間の晴れた日に美しい景色の中で、雰囲気だけを感じながら悲しい思いをした人が浮かばれるように祈りたいと思います。

注意事項(免責)

本記事はネット上の情報、メディア報道、個人の体験談を元に構成しており、事実を断定するものではありません。心霊スポットの訪問は自己責任でお願いします。また、現地が私有地の場合は無断で立ち入らないようにしてください。  

よくある質問

▶喜屋武岬に現在行くことはできますか?

可能です。断崖絶壁の場所が多いため、場所によっては通行に注意が必要です。

平和の塔の近くには、駐車場があるため比較的行きやすい場所と思われます。

▶心霊現象の信憑性は?

これらの体験談は個人の感想であり、科学的な裏付けはありません。あくまでもエンタメ的にお楽しみください。

▶喜屋武岬に肝試し目的で行くことはできますか?

沖縄戦の激戦地であり、悲しい出来事が起きた場所とされていることを考えると面白半分に訪れるのは、お勧めできません。現在の平和に感謝したり、平和を祈る場所として訪れることをお勧めします。

心霊スポットと呼ばれている場所ではありますが、観光地として多くの方が訪れる場所ですので節度のある行動が望まれます。

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