(引用:写真AC 画像はイメージで実際とは異なるのでご注意ください。)

心霊スポット名

 雄神地下工場跡

心霊スポット名の読み方

 おがみ ちかこうじょうあと

どのような場所か(概略)

雄神地下工場跡は、富山県砺波市庄川町にあった地下工場の跡地です。

雄神地下工場の正式名は「三菱重工・雄神地下工場」といいます。

1944年(昭和19年)末に「三菱重工名古屋航空機製作所」(戦闘機などを生産)は、東南海地震と空襲を契機に富山県に疎開しています。

1945年(昭和20年)の3月から、更なる空襲に備え、地下工場の建設を計画し雄神村(現 砺波市)に16本のトンネル掘削工事を始めました。その工場となるのが、『雄神地下工場』です。

工事は佐藤組(現 佐藤工業)が請け負い、朝鮮半島から1500人ほどがここに移り住み工場の建設に従事し強制労働が行われたそうです。過酷な労働条件のため過労死や自殺で多くの労働者が亡くなったといわれています。
トンネルは未完成のうちに敗戦となり、そのまま放置されました。

現在では、トンネルの入り口を見つけるのが難しく、見つかったとしても入り口付近がわずかに見える程度のものが多く、16本のトンネルのすべてが見つかってはいないようです。

*この場所は徴用工問題に関連する場所です。当時の徴用工問題についてや経緯など気になる方はWikipedia(ウィキペディア)をご参照ください。

概要

雄神地下工場跡の歴史

1944年(昭和19年)末に三菱重工名古屋航空機製作所が富山県に疎開

1945年(昭和20年)3月から雄神村(現 砺波市)に16本のトンネル掘削工事を始めました。

トンネルは未完成のうちに敗戦となりそのまま放置されました。

雄神地下工場跡が心霊スポットと呼ばれるようになった理由

(イメージ画像です。)

先述のとおり、朝鮮からの労働者を強制労働させていたといわれており、過酷な労働環境から不幸にして亡くなる方も多くいたようです。

そのためその時に亡くなった方の幽霊の目撃情報や心霊情報の噂があり、心霊スポットと呼ばれています。

雄神地下工場跡での噂

強制的に重労働を強いられていた朝鮮人は精神に支障をきたし、多くの労働者が自殺したと言われていいます。

そのため朝鮮人の幽霊が多く目撃されているそうです。

雄神地下工場跡に現れるとされる存在

(イメージ画像です。)

雄神地下工場跡では、

  • 朝鮮人の幽霊
  • 男性の幽霊
  • 老爺の幽霊
  • 女性の幽霊

の目撃情報があります。

現在の情報

未完成のうちに放置されたトンネルであり、作ろうとしていた16本のトンネルのうち見つからないものもあるそうです。

見つかったとしてもわずかにトンネルの入り口付近が確認できるような状態で内部への侵入は不可能な状態のようです。

雄神地下工場跡を訪れたことのあるYouTuberと動画のタイトル

心霊スポットとしての知名度から、以下のYouTuberが訪問しています。( *敬称略)  

などの訪問があります。

当サイトの雄神地下工場跡の指標

当サイトの指標を「恐怖度」・「知名度」・「人気度」・「話題度」にわけて、勝手にランク付けしました。 一般的な指標とは異なり調査結果に基づく個人的な視点からの点数であるため、エンタメ的な感覚で見ていただけると幸いです。  

気になる管理人視点のランクはこちらです。↓

恐怖度

知名度

人気度

話題度

当サイトの平均得点は1.125です。あなたが見る雄神地下工場跡のランク付けはどのような感じですか?じっくりと考えてみると面白いかもしれません。

雄神地下工場跡を調査しての感想

まだまだ日本には知らない歴史がのこっていると、歴史的背景を見て感じました。

地下にある武器を作るための工場や強制労働は、この場所に限らず複数の場所にあったことを想像すると複雑な感情がわいてきます。

詳細を調べると、強制的に連れてきたのではなく募集工として雇ったとの情報もありますが、過酷な労働条件で亡くなる人もいたというのも事実ではないかと考えられます。

この問題に関しては、日本と韓国の間で再三にわたり問題となっている場所に関連していますがそのことを語るとスポットの情報とずれてしまうので、Wikipedia(ウィキペディア)等で、事実確認をしていただき各自でそのことについては考えていただくようお願いしたいと思います。

雄神地下工場ではなくなる人がたくさんいたことから、心霊現象が目撃され恐れられていたようです。過去の歴史を振り返ると、浮かばれずにいるのかもしれないと推測できます。

ただ、未完成のうちに工事は中断され、現在は土砂に埋もれて場所の特定も難しいようです。

場所の特定ができたとしても内部への侵入は危険であり、できないようなので想像するしかできません。

過去のに起きたであろうことを考えながら冥福を祈りたいなと思いました。

今回のランキングでは、心霊スポットで起きる現象を確認できないものの、歴史的背景と現象を見たとしたら怖いという理由でつけさせていただきました。

注意事項(免責)

本記事はネット上の情報、メディア報道、個人の体験談を元に構成しており、事実を断定するものではありません。心霊スポットの訪問は自己責任でお願いします。また、現地が私有地の場合は無断で立ち入らないようにしてください。  

雄神地下工場跡のアクセス情報

雄神地下工場跡の住所

 〒932-0302 県道25号(富山県砺波市庄川町三谷385付近)

住所の読み方

 けんどう25ごう(とやまけん となみし しょうがわまち  みたに385ふきん)

最寄り駅

 JR城端線 砺波駅

アクセス方法と所要時間

 JR城端線 砺波駅から車で9分(5.8km)(県道17号と県道25号経由)

駐車場の情報

 徒歩34分(2.5km)に鮎や 第2駐車場があります。

雄神地下工場跡とその周辺の地図

 

最寄駅から雄神地下工場跡へのルート

 

雄神地下工場跡とその周辺のストリートビュー

  

よくある質問

▶雄神地下工場跡に現在行くことはできますか?

未完成のうちに工事が終了となり、現在は場所の特定も困難になっています。場所が特定できたとしても土砂で埋もれたり、落石の可能性があり危険な箇所も多く侵入は不可能なようです。

▶心霊現象の信憑性は?

これらの体験談は個人の感想であり、科学的な裏付けはありません。あくまでもエンタメ的にお楽しみください。

▶ここで実際に事件が起こったのですか?

強制労働が行われたり、多くの人がこの場所で悲しい最期を迎えた場所との情報はありましたが、一つ一つの情報に関しての詳細は不明です。

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コメントも受け付けていますのでよろしくお願いします。

関連情報

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