
私はもともと九州に住んでいましたが、大阪に引っ越してきてから街を歩いているときに、偶然この神社を見つけました。
遠くから見えたのは、大きく口を開けた獅子の顔。
「えっ、何これ?神社?」と思わず足を止めてしまったのを覚えています。
それが難波八阪神社の獅子殿でした。あまりのインパクトに思わず写真を撮り、九州にいる友人に送ったほどです。
今ではすっかり見慣れてしまいましたが、初めて見たときの驚きは今でも印象に残っています。
今回は難波八阪神社を(私にとっては再び)参拝し、巨大な獅子殿の迫力や境内の見どころ、御朱印などについて紹介します。
難波八阪神社とは
大阪市浪速区にある難波八阪神社(なんばやさかじんじゃ)は、巨大な獅子の顔をかたどった「獅子殿」で知られる神社です。難波駅から徒歩圏内にあり、観光スポットとしても人気があります。

境内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが迫力ある獅子殿です。大きく口を開けた姿が印象的で、難波の街の中でもひときわ目を引く存在になっています。
獅子には邪気を飲み込み、福を招くという意味が込められているといわれており、勝運や商売繁盛、厄除けなどのご利益を求めて多くの人が訪れます。
観光地として注目される一方で、古くから地域の人々に親しまれてきた神社でもあり、実際に歩いてみると落ち着いた雰囲気も感じられました。
2001年に、大阪市で初めての無形民俗文化財に指定されています。
巨大な獅子殿
境内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが巨大な獅子の顔をした「獅子殿」です。

大きく口を開けた姿は迫力があり、思わず足を止めて見上げてしまいました。
難波八阪神社を訪れる人の多くが、この獅子殿を目当てに参拝に訪れるといわれています。
獅子殿の前には舞台のような広いスペースが設けられています。最初に見たときは、思っていたより広いと感じました。

調べてみると、この場所は神事や奉納行事が行われる場として使われることもあるそうです。さらに、獅子殿の口の中も舞台のような造りになっており、巨大な獅子の口の中で神事が行われるという、ほかではあまり見られないユニークな構造になっています。
また、舞台の左側には縄がとぐろを巻くように置かれているのが印象に残りました。最初に見たときは蛇のようにも見え、不思議な印象を受けました。

難波八阪神社の御祭神には、神話でヤマタノオロチを退治したことで知られる素戔嗚尊(すさのおのみこと)も祀られています。そうした神話を思い浮かべながら境内を見るのも興味深いと感じました。
さらに、獅子殿をよく見ると目や鼻など細かな部分にも特徴があります。公式サイトによると、目はライトの役割をし、鼻はスピーカーとして使われることもあるそうです。見上げるだけでも迫力がありますが、細部に注目してみるのもおもしろい見どころだと思いました。

獅子殿は1974年に完成。2008年に内部と前面の改修が行われ、建設当時の光芒が復活しました。
境内の見どころ
難波八阪神社は獅子殿の印象が強い神社ですが、境内にはほかにも見どころがあります。広すぎない境内なので、ゆっくり歩きながら見て回ることができます。
拝殿の前には参拝に訪れる人の姿も多く、地元の方に親しまれている神社であることを感じました。


境内には小さな祠や石碑などもあり、歩きながら見ていくとさまざまな発見があります。こうした場所をゆっくり見て回るのも、神社参拝の楽しみの一つだと思います。



また、境内には戦艦に関係する記念碑や殉国の碑などもあり、獅子殿だけではない歴史を感じさせる一面も見られました。


派手さはありませんが、落ち着いた雰囲気の中でゆっくり参拝できる境内になっています。
歴史と由緒
難波八阪神社は古くから地域の守り神として信仰されてきた神社です。創建の詳しい年代ははっきりしていませんが、古くからこの地域の人々に親しまれてきたと伝えられています。

御祭神には素戔嗚尊(すさのおのみこと)や奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)などが祀られ、厄除けや災厄除けの神様として信仰されています。
現在では巨大な獅子殿で知られ、国内外から多くの参拝者や観光客が訪れる神社となっています。
御祭神とご利益
御祭神とご利益についてご紹介します。
※詳細は公式ホームページもあわせてご確認ください。
御祭神
難波八阪神社には、次の神様が祀られています。
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
神話でヤマタノオロチを退治したことで知られる神様です。厄除けや疫病退散の神様として信仰されています。
奇稲田姫命(くしなだひめのみこと)
素戔嗚尊の妃神とされる神様で、縁結びや夫婦円満、安産などのご利益で知られています。
八柱御子命(やばしらみこのみこと)
素戔嗚尊と奇稲田姫命の御子神とされる神々で、以下の八柱が祀られています。
天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
天穂日命(あめのほひのみこと)
天津日子根命(あまつひこねのみこと)
活津日子根命(いくつひこねのみこと)
熊野久須毘命(くまのくすびのみこと)
多紀理毘売命(たぎりびめのみこと)
多岐津比売命(たぎつひめのみこと)
狭依毘売命(さよりびめのみこと)
(※表記は神社の案内や資料により異なる場合があります)
ご利益
難波八阪神社では、厄除け・疫病退散・商売繁盛・農耕殖産・縁結び・夫婦円満・安産など、さまざまなご利益があるとされています。
御朱印情報(初穂料・受付時間)
難波八阪神社では御朱印をいただくことができます。参拝の記念として御朱印を求める人も多く、社務所には参拝客が並んでいることもありました。

初穂料や受付時間は時期によって変更される場合があるため、参拝前に最新情報を確認しておくと安心です。
参拝にかかる料金
境内の参拝は無料です。お守りや御朱印などを希望する場合は、別途初穂料が必要になります。
※授与品や祈祷料などの金額は変更される場合があります。
公式ホームページでは情報を見つけることができませんでしたが、参考価格として調べた時点の情報を記載します。
おみくじ 恋みくじ300円
お守り 獅子頭守・ランドセル守:各500円 厄除け・仕事・健康・学業お守り:700円~ 交通安全・旅行安全お守り:700~1000円
御朱印 1000円 (2026年2月時点)
受付時間
参拝時間や授与所の受付時間についても、時期によって変更となる場合があります。とくに年始や行事の時期は通常と異なることもあるため、事前確認がおすすめです。
公式ホームページでは情報を見つけることができませんでしたが、調べた時の情報を記載します。
参拝時間 境内開門 6:00~17:00 お守り・御朱印 9:00~17:00
*御祈祷や結婚式などを希望される方は公式ホームページに詳細情報が記載してありますのでご確認ください。
参拝して感じたこと
実際に参拝してまず感じたのは、海外からの観光客の多さでした。拝殿よりも獅子殿の前で写真を撮る人が多く、観光スポットとしての人気の高さを実感しました。
その一方で、境内全体は落ち着いた雰囲気があり、木陰で休んでいる人の姿も見られました。にぎわいがありながらも、ゆっくり参拝できる空気があるのが印象的でした。
また、境内にある小さな神社や石碑も印象に残りました。とくに難波葱発祥の地の石碑は、「神社の中にこういう石碑があるのもおもしろいな」と感じたポイントの一つです。

写真を撮る際は、観光客が多いためタイミングによっては人が写り込みやすいかもしれません。私も何枚も撮りましたが、神社だけをきれいに撮るのは少し難しく感じました。
神社を出たところでは空車のタクシーが数台客待ちをしている様子も見られ、観光地として人の出入りが多い場所なのだと感じました。
アクセス情報
住所
〒556-0016
大阪府大阪市浪速区元町2-9-19
電話番号
06-6641-1149
行き方
電車の場合
大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線「なんば駅」より徒歩約6分
大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線「大国町駅」より徒歩約7分
南海「難波駅」より徒歩約6分
車の場合
国道26号線「元町3丁目北」交差点を西へすぐ
※近隣にコインパーキングあり
地図
よくある質問(FAQ)
難波八阪神社の見どころは何ですか?
難波八阪神社の最大の見どころは、巨大な獅子の顔をかたどった「獅子殿」です。高さ約12メートルの迫力ある建物で、口の中は舞台のような造りになっています。境内には本殿や小さな祠、記念碑などもあり、ゆっくり歩きながら見て回ることができます。
難波八阪神社では御朱印をもらえますか?
難波八阪神社では社務所で御朱印をいただくことができます。参拝の記念として御朱印を求める人も多く、時間帯によっては社務所に人が並んでいることもあります。受付時間や初穂料は変更される場合があるため、参拝前に関連サイト等で確認するのがおすすめです。
難波八阪神社へのアクセス方法は?
難波八阪神社は大阪市浪速区にあり、難波駅から徒歩でアクセスできます。
大阪メトロ御堂筋線・四つ橋線「なんば駅」から徒歩約6分、大国町駅から徒歩約7分ほどの場所にあります。南海難波駅からも徒歩で行くことができます。
おわりに
難波八阪神社は、巨大な獅子殿の迫力が印象的な神社でした。観光スポットとしての華やかさがある一方で、境内には落ち着いた空気も流れており、ゆっくり参拝できる場所でもあります。
近くには商売繁盛の神様として知られる大国主神社(敷津松之宮)もあり、あわせて参拝するのもおすすめです。難波周辺で神社巡りをしたい方は、ぜひ立ち寄ってみてください。
お問い合わせ
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