(引用:写真AC 画像はイメージで実際とは異なるのでご注意ください。)

心霊スポット名

 旧伊豆田トンネル

心霊スポット名の読み方

 きゅう いずたとんねる

どのような場所か(概略)

旧伊豆田トンネルは、高知県四万十市の旧遍路道沿いにある封鎖された廃トンネルです。

このトンネルはかつては土佐清水と中村(現・四万十市)を結ぶ重要な幹線道路として利用されていました。新伊豆田トンネルが開通すると旧伊豆田トンネルは利用が廃止され、現在は藪や土砂に覆われ、徒歩でも立ち入りや近づくことさえ困難な廃道になっています。

旧伊豆田トンネルが使用されていた時代の話ですが、トンネルへと続く旧道は、未舗装かつガードレールもない非常に危険な山道でした。くねくねと曲がりくねった道は、雨の日などには特に滑りやすく、車両の運転には大きなリスクを伴っていました。

とはいえ、土佐清水から中村へと抜けるにはこのルートを通るしかなく、当時は多くの人々が利用せざるを得ない交通の要所でもありました。

1957年(昭和32年)足摺岬方面へ向かう観光バスが、旧伊豆田トンネル付近で谷底に転落するという痛ましい事故が発生しました。この事故により5名が命を落とし、現場には後に供養のための地蔵が建立されました。

事故後、このエリアでは不思議な体験をしたという声が相次ぎ、心霊スポットとしての噂が広がり始めました。

また旧トンネル内で焼身自殺があったという噂も存在します。以降、焼け焦げた霊体の目撃談が増え、さらに怪異の印象が強まっていきました。

旧伊豆田トンネルが廃道になってからかなり年月の経過した現在でも「高知県有数の心霊スポット」として、数々の噂や心霊現象が語り継がれています。

概要

旧伊豆田トンネルの歴史

旧伊豆田トンネルは、1959年に完成しました。

1970年(昭和45年)4月1日、伊豆田トンネルが通る道は一般国道321号(中村市ー宿毛市)に指定されています。国道321号は南国の陽光を浴びて走る”という路線特性と路線番号の321(サニイ)にちなみ、1987年(昭和62年)に『足摺サニーロード』の愛称がつけられました。

1994年に新伊豆田トンネルが開通し、1年ほどは通行が可能だったようですが、旧伊豆田トンネルでローリング族が問題化されるようになり、1995年11月に旧トンネルの閉鎖工事がされました。

旧トンネルへ続く道路のうち、四万十市側は葛篭山への林道と連絡しているため稀に通行車両があるが、土佐清水側は行き止まりなのでほとんど手入れされておらず廃道と化しているようです。

旧伊豆田トンネルが心霊スポットと呼ばれるようになった理由

(イメージ画像です。)

幽霊の目撃情報や怪奇現象の体験談が広まり心霊スポットと呼ばれるようになりました。

現在でも、恐怖の場所として恐れられているものの、場所の特定も困難な状態になっています。

旧伊豆田トンネルでの噂

  • ゲタを履いた少女の霊: バス事故で亡くなった子どもの霊だと噂され、深夜にトンネル周辺で姿を見たという声があります。
  • 焼け焦げた正体不明の幽霊: 性別すら判別できないほど焼けただれた姿の霊が出現すると言われており、自殺者の霊と関連付けられています。

旧伊豆田トンネルに現れるとされる存在

(イメージ画像です。)

旧伊豆田トンネルでは、

  • 男性の霊
  • 正体不明の霊
  • 少女の幽霊

の目撃情報があります。

現在の情報

旧伊豆田トンネルは国道321号線沿いに位置しており、新しい伊豆田トンネルの近くにあります。ただし、旧道は通行止めとなっており、徒歩でも進入は非常に困難です。

トンネル周辺は長年の放置により自然に還りつつあり、特に入口付近は藪や崩落した土砂に覆われています。道路としての機能は完全に失われており、無理な立ち入りは怪我や遭難のリスクを伴います。

地図上では確認できますが、実際の訪問はおすすめできません。

旧伊豆田トンネルを訪れたことのあるYouTuberと動画のタイトル

心霊スポットとしての知名度から、以下のYouTuberが訪問しています。( *敬称略)  

などの訪問があります。

関連作品

1961年(昭和36年)には、1957年のバス事故を題材にした小説が映画化されました。

事故の衝撃とその後の影響の大きさを物語っています。

当サイトの旧伊豆田トンネルの指標

当サイトの指標を「恐怖度」・「知名度」・「人気度」・「話題度」にわけて、勝手にランク付けしました。 一般的な指標とは異なり調査結果に基づく個人的な視点からの点数であるため、エンタメ的な感覚で見ていただけると幸いです。  

気になる管理人視点のランクはこちらです。↓

恐怖度

知名度

人気度

話題度

当サイトの平均得点は1.375です。あなたが見る旧伊豆田トンネルのランク付けはどのような感じですか?じっくりと考えてみると面白いかもしれません。

旧伊豆田トンネルを調査しての感想

旧伊豆田トンネルは、高知県四万十市に存在する廃道で、心霊スポットとしても語られています。

かつての交通難所でありながら、多くの人命が失われた悲劇の地でもあります。

事故や自殺の噂、そして心霊体験が重なり合うことで、人々の記憶に強く残り、今なお語り継がれる存在となっています。

単なる「怖い場所」として片付けるのではなく、そこにあった歴史や人々の痛み、供養の思いを知ることが大切です。

心霊スポットには興味本位で訪れる人も少なくありませんが、その背後にある実際の出来事に目を向けることで、より深い理解と敬意を持って接することができるでしょう。

現在は藪や土砂で埋もれており、立ち入るのが難しい場所です。噂の真偽を確かめることも容易ではなく、訪問を検討する場合は慎重な判断が求められます。

注意事項(免責)

本記事はネット上の情報、メディア報道、個人の体験談を元に構成しており、事実を断定するものではありません。心霊スポットの訪問は自己責任でお願いします。また、現地が私有地の場合は無断で立ち入らないようにしてください。  

旧伊豆田トンネルのアクセス情報

旧伊豆田トンネルの住所

 高知県四万十市(旧遍路道「伊豆田道」登り口)

住所の読み方

 こうちけんしまんとし(きゅうへんろみち「いずたみち」のぼりぐち)

最寄り駅

 土佐くろしお鉄道中村線・宿毛線(四万十くろしおライン)中村駅

アクセス方法と所要時間

 土佐くろしお鉄道中村線・宿毛線(四万十くろしおライン)中村駅から車で23分(14.0㎞)(国道321号経由) 

駐車場の情報

 徒歩1時間50分(8.4㎞)に祐尚丸乗船場所があります。

旧伊豆田トンネルとその周辺の地図

 

最寄駅から旧伊豆田トンネルへのルート

 

旧伊豆田トンネルとその周辺のストリートビュー

  

よくある質問

▶旧伊豆田トンネルに現在行くことはできますか?

現在は藪や土砂で埋もれており、立ち入るのが難しい場所です。場所の特定も難しいようなので現在行くことは難しいと思われます。ただ、場所を推測して探索するのは面白いかもしれません。(個人的な見解です。)

仮に場所を特定できたとしても、危険である場合もあるためむやみに立ち入らない方がいいと思われます。

▶心霊現象の信憑性は?

これらの体験談は個人の感想であり、科学的な裏付けはありません。あくまでもエンタメ的にお楽しみください。

▶ここで実際に事件が起こったのですか?

実際に事故が起こり、映画化されたものもあります。

詳細が細かくネットに出ていないものに関しては、真相は不明です。

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コメントも受け付けていますのでよろしくお願いします。

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