
徒歩で行ける場所に坐摩神社があると知ってから、いつか参拝してみたいと思っていました。
この日は夜勤明けではありましたが、天気がとてもよく、そのまま足をのばして参拝することにしました。
平日の昼間だったこともあり、境内は落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと見て回ることができました。
桜も咲いていて、都会の中とは思えない静かな時間が流れていたのが印象に残っています。
普段は混雑している神社では通り過ぎてしまうような場所も、今回はじっくりと見ることができ、ゆったりとした時間の中で参拝することができました。
御朱印も美しく、思い出に残る参拝となりました。
坐摩神社とは

坐摩神社は、大阪市中央区にある神社で、一般に「ざまじんじゃ」「ざまさん」とも親しまれていますが、正式には「いかすりじんじゃ」と読みます。
摂津国一之宮として古くから信仰を集めてきた神社で、住まいや土地を守る神様として知られています。
「いかすり」という名前には諸説ありますが、土地や居住を守る意味を持つ言葉に由来するとされ、古くから人々の暮らしと深く関わってきました。
歴史と由緒
坐摩神社は、摂津国一之宮として長い歴史を持つ神社です。
坐摩大神は、神武天皇が即位された際に宮中に祀られたのが起源と伝えられています。
その後、時代の流れの中で現在の地へと遷座され、この地域を守る神社として信仰されてきました。
「いかすり」という言葉には、土地や居住を守る意味があるとされ、古くから人々の生活に寄り添う存在として大切にされてきた神社です。
御祭神とご利益
坐摩神社では、五柱の神様が祀られており、これらを総称して「坐摩神(いかすりのかみ)」と呼びます。
・生井神(いくゐのかみ)
・福井神(ふくゐのかみ)
・綱長井神(つながゐのかみ)
・波比岐神(はひきのかみ)
・阿須波神(あすはのかみ)
これらの神様は、古くから住まいや土地を守る神様として信仰されてきました。
主なご利益は
・住居守護
・安産守護
・旅行安全
など、日々の生活や移動に関わるものが中心です。
御神紋について
坐摩神社の御神紋は「白鷺」です。
これは、神功皇后が白鷺の群れる場所を選んで坐摩神を祀ったという伝承に由来すると伝えられています。
境内を歩く中でも、こうした背景を思い浮かべながら参拝してみると、また違った見方ができるかもしれません。
坐摩神社の見どころ

境内は広すぎず、落ち着いた雰囲気でゆっくりと見て回ることができます。
都会の中にあるとは思えない穏やかな空気が流れていました。
鳥居の外側の看板
鳥居の外には安産祈願などの案内があり、参拝前から神社の雰囲気を感じることができます。
妊娠されている方にとっても、気になる神社のひとつではないかと感じました。

妊娠している人がいたらおすすめしたいなと思いました。

鳥居をくぐる前から、雰囲気の良さを感じました。
手水舎
手水舎は屋根のある一般的な造りですが、実際に手を清める部分が少し変わった形をしており、印象に残りました。


境内の気になった場所
境内には説明が少ない場所もありますが、歩いていると「これなんだろう?」と気になるものがいくつもありました。
狛犬
狛犬は珍しい色をしており、ほかの神社とは違うなと感じました。

石碑
石碑は小さなものも多いですが、歴史を感じさせる雰囲気があり、個人的にはとても印象に残りました。

上方落語寄席発祥地の石碑
上方落語寄席発祥の地の石碑もあり、神社と文化のつながりを感じられる場所でもあります。
石碑が輝いていて撮影している私が写るほどでした。

また、開運招福のモニュメントや獅子像などもあり、ひとつひとつ見ていくと発見が多い境内でした。
開運招福のモニュメント
願いが叶うようにと年の初めに建てられたものだそうで、絵柄には意味が込められているそうです。

獅子像
境内には獅子像もあり、近くの石碑とあわせて印象に残りました。
詳しい由来まではわかりませんでしたが、足を止めて見たくなる存在感がありました。

池を模したモニュメントとかえる
かえるの像がある場所もあり、詳しい由来はわかりませんでしたが、「なんだろうこれ」と気になって思わず写真に収めてしまいました。

稲荷神社側の鳥居の外にある石碑
本殿裏側の鳥居付近にも石碑があり、表側とはまた違った雰囲気を感じることができます。
表と裏の社碑を見比べてみるのも、ひとつの楽しみ方だと思います。

表側の社碑と裏側の社碑との比較をしてみても面白いかもしれません。

普通の石碑と比べて色がついていてきれいでした。
境内末社
境内には複数の末社が祀られており、それぞれ異なる神様に参拝することができます。
稲荷神社や陶器神社、大国主神社などがあり、ひとつの神社でありながら、さまざまなご利益に触れられるのも魅力です。
末社が横並びに並んでいる場所もあり、順番に参拝していくことができます。





本殿の裏側には陶器神社と稲荷神社もあり、時間に余裕がある場合はあわせて参拝するのがおすすめです。


静かに参拝できる環境

坐摩神社は大阪の中心部にありながら、比較的落ち着いて参拝できる神社です。
今回訪れた際も参拝客は数人ほどで、ゆっくりと境内を見て回ることができました。
周囲のにぎやかさとは少し違った、静かな時間が流れているのも、この神社の魅力のひとつだと感じました。
都会の中で静かに参拝したい方にもおすすめの神社です。
坐摩神社外宮 元宮・行宮について
参拝後に、近くに元宮・行宮(あんぐう)があることを知りました。
行宮は御旅所でもあり、改修を終えた社殿も見どころのひとつのようです。
次回はあわせて訪れてみたいと思いました。
御朱印について

坐摩神社では、特徴的な御朱印をいただくことができます。
今回いただいた御朱印は「菊と向かい鷺」と書かれたもので、繊細なデザインが印象的でした。
御朱印と一緒にいただいた説明書きには、絵柄に関する説明もあり、より理解が深まったように感じます。
また、この御朱印は一般的な御朱印帳よりも大きめのサイズで、手持ちの御朱印帳には収まりませんでした。
裏面はのりづけできる仕様でしたが、今回は貼らずに自宅で飾る形で保管しています。
御朱印巡りを続けていると、このように通常サイズでは収まらない御朱印に出会うこともあるため、大きめの御朱印帳を用意しておくのもひとつの方法だと感じました。
いただいたお守りについて
今回は御朱印とあわせて、厄除けのお守りもいただきました。
坐摩神社は住まいや土地を守る神様として知られており、そうしたご利益に惹かれて手に取りました。
参拝の記念としてだけでなく、日常の中で持ち歩ける形でご利益を感じられるのも、お守りの魅力だと思います。
参拝の中で印象に残ったこと

御朱印やお守りをいただいたことで、今回の参拝がより印象深いものになりました。
境内の落ち着いた雰囲気や桜の景色とあわせて、ゆっくりとした時間の中で参拝できたことが、思い出として強く残っています。
このあと、近くにある難波神社にも足をのばしてみることにしました。
公式ホームページについて
坐摩神社には公式ホームページがあります。
参拝時間や行事、祈願の案内などを確認したい方は、事前に公式ホームページを見ておくと安心です。
公式サイトは実在し、由緒・祭儀・祈願案内などが掲載されています。
坐摩神社周辺の地図
お問い合わせ
質問やご意見がございましたら、以下のお問い合わせのコメント欄かコンタクトフォームよりコメントをお願いします。また情報提供や、行ってほしい場所のリクエストも受け付けていますのでよろしくお願いします。
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坐摩神社から徒歩で行ける場所に神社があります。
参拝の際には足を延ばして、合わせて参拝してみてはいかがでしょうか?
それぞれの神社には特徴があるので違いを発見するのも楽しみ方の一つです。

坐摩神社から近く、徒歩での移動が可能です。商売繁盛、五穀豊穣、厄除け、開運招福、安産にご利益があるといわれています。

坐摩神社から徒歩で移動できる範囲にあります。独特な見た目の獅子殿が有名で、写真映えを狙って訪れる人の多い神社です。

金運と商売繁盛の御利益が得られる神社として有名な大国主神社は、難波八坂神社から近く、徒歩での移動が可能です。


