滝の宮公園 引用:写真AC
滝の宮公園 引用写真AC

愛媛県新居浜市の滝の宮公園は、桜の名所として知られ、市民の憩いの場として親しまれています。

しかし、この公園には戦国時代に金子城が築かれており、豊臣秀吉による四国攻めで激しい戦いが行われた歴史があります。

現在も城の本丸跡とされる第1展望台付近では、落武者の霊が現れる、誰もいない場所から笑い声が聞こえるなどの心霊現象が噂されています。

今回は、滝の宮公園(金子城跡)の歴史や心霊現象、現在の様子について調べてみました。

滝の宮公園(金子城跡)とは?

滝の宮公園(たきのみやこうえん)は、愛媛県新居浜市の金子山に広がる面積約41.7ヘクタールの公園です。

1956年(昭和31年)に開設され、現在は日本庭園や遊具広場、動物広場、展望台などが整備されています。

園内には約1,500本の桜が植えられ、春には花見客で賑わいます。また、大池の周囲には約850メートルの散歩コースがあり、四季折々の自然を楽しむことができます。

一方、金子山にはかつて金子氏の居城であった金子城が存在していました。

現在の第1展望台付近が本丸跡にあたり、城跡を示す石碑なども残されています。

滝の宮公園(金子城跡)の歴史

金子氏が築いた金子城

金子城は鎌倉時代に築かれたとされる山城で、約300年にわたって金子氏の拠点となっていました。

金子氏は、もともと武蔵国(現在の埼玉県付近)を本拠とする武士の一族で、鎌倉時代に伊予国へ進出しました。

金子山の地形を利用して築かれた金子城は、新居浜周辺を治める金子氏にとって重要な城でした。

戦国時代には、金子備後守元宅(かねこびんごのかみもといえ)が一族を率い、この地域の有力武将として勢力を持っていました。

1585年、豊臣秀吉による四国攻め

1585年(天正13年)、天下統一を進めていた豊臣秀吉は、四国を支配する長宗我部元親を討つため、大軍を派遣しました。

このとき、長宗我部氏と結んでいた金子元宅は、秀吉側への降伏を拒み、戦う道を選びました。

金子元宅は金子城を弟の金子元春(かねこもとはる)に任せ、自らは西条の高尾城へ入りました。

しかし、金子城は小早川隆景が率いる大軍の攻撃を受けて落城します。

元宅も高尾城から出陣し、野々市原(現在の西条市)で討ち死にしました。

この一連の戦いは「天正の陣」と呼ばれています。

戦いの後に残されたもの

金子城は落城後に廃城となり、戦国時代の役割を終えました。

戦いを生き延びた弟の元春は、のちに出家し、金子氏の居館があった場所に慈眼寺を建立したとされています。

慈眼寺は金子元宅ら戦死者を弔う場所となり、現在も金子氏ゆかりの寺として残されています。

金子山は、その後1956年に滝の宮公園として開設されました。

多くの人が訪れる公園ですが、ここが戦国時代の古戦場だったという歴史は現在も残されています。

滝の宮公園が心霊スポットと呼ばれる理由

桜の咲く滝の宮公園 引用:写真AC
桜の咲く滝の宮公園 引用写真AC

滝の宮公園が心霊スポットとして知られる理由には、金子城が落城した際の激しい戦いが関係しています。

特に心霊現象が多いとされる場所が、かつて本丸があった第1展望台付近です。

この場所では落武者の霊が現れるという噂があり、誰もいない展望台から笑い声が聞こえるという話もあります。

また、公園内のブランコが風もないのに勝手に揺れる、女性や少年の霊が現れるなど、戦国時代の出来事とは直接結びつかない心霊現象も噂されています。

古戦場としての歴史と、現在の公園で起こるとされる不可解な現象が重なり、心霊スポットとして知られるようになりました。

滝の宮公園で噂される心霊現象

第1展望台に現れる落武者の霊

滝の宮公園で特に有名なのが、第1展望台付近に現れる落武者の霊です。

第1展望台は、かつて金子城の本丸があった場所とされています。

この付近では、甲冑姿の落武者を見たという噂があり、夜間には誰もいない場所から笑い声が聞こえるという話もあります。

風もないのに揺れるブランコ

展望台下の広場にあるブランコにも心霊現象の噂があります。

周囲に人がいないにもかかわらず、風もない状態でブランコが勝手に揺れ始めるというものです。

また、滝の宮公園では少年の霊が現れるという噂もあります。

顔のない女性の霊

公園内では、女性の霊が現れるという噂もあります。

心霊スポット情報サイトには、夜間に池の近くで顔のない白い女性のような姿を目撃したという投稿があります。

投稿者は、何者かにつけられているような感覚があり、駐車場に到着すると、その感覚がなくなったと書き込んでいます。

滝の宮公園に現れるとされる存在

滝の宮公園では、主に次のような霊の存在が噂されています。

  • 落武者の霊
  • 少年の霊
  • 女性の霊
  • 正体不明の気配

落武者の霊は金子城落城の歴史と結びついていますが、少年や女性の霊については、それぞれ異なる心霊体験から広まったものと考えられます。

また、戦没者の慰霊に関係する場所では、不思議な気配や圧迫感を覚えるという話もあります。

滝の宮公園(金子城跡)の現在の様子

滝の宮公園の遊具 引用:写真AC
滝の宮公園の遊具 引用写真AC

滝の宮公園は現在も新居浜市が管理する公園として利用されています。

園内には日本庭園や大池、遊具広場などがあり、散歩や花見、家族連れのレジャーなどで利用されています。

2019年度からはリニューアル事業も進められ、2022年には大型複合遊具が完成しました。

2024年には第4駐車場も整備されています。

また、城跡付近には第1展望台と第2展望台があり、新居浜市街地や瀬戸内海方面を望むことができます。

公園としての整備が進む一方で、かつてこの山に金子城が存在した歴史も残されています。

滝の宮公園を訪れたYouTuber

滝の宮公園は、心霊系YouTuberの探索場所としても取り上げられています。

「Kuru’z Bar」は『滝の宮公園(愛媛)【心霊スポット生配信】金子城跡』というタイトルで現地の探索配信を行っています。

また、「心霊帝国先行検証部」も『【心霊】滝の宮公園』という動画を公開しています。

実際の公園の雰囲気や夜間の様子を知ることができるため、心霊スポットとしての滝の宮公園に興味がある方は、動画を見てみるのも面白そうです。

滝の宮公園(金子城跡)の独自指標

当サイトの指標を『恐怖度』・『知名度』・『人気度』・『話題度』にわけて、勝手にランク付けしました。

一般的な指標とは異なり、調査結果に基づく個人的な視点からの点数であるため、エンタメ的な感覚で見ていただけると幸いです。

気になる管理人視点のランクはこちらです。↓

恐怖度

1.5 / 5.0

知名度

1.5 / 5.0

人気度

1.5 / 5.0

話題度

1.0 / 5.0

平均評価

1.25 / 5.0

※観光地としてではなく、心霊スポットとして見た場合の評価です。

滝の宮公園(金子城跡)を調べてみた感想

今回調べてみて興味深かったのは、滝の宮公園が単なる城跡ではなく、実際に激しい戦いが行われた場所だったということです。

落武者の霊が現れるという噂も、金子城の歴史を知ると少し違った印象を受けます。

また、私が気になったのは、少年の霊と勝手に揺れるブランコの話です。

心霊スポットとしての知名度はそれほど高くありませんが、歴史と心霊の両方に興味がある私にとっては、なかなか面白い場所だと思いました。

注意事項

本記事はネット上の情報、メディア報道、個人の体験談を元に構成しており、事実を断定するものではありません。

心霊スポットの訪問は自己責任でお願いします。また、現地が私有地の場合は無断で立ち入らないようにしてください。

滝の宮公園(金子城跡)のアクセス情報

新居浜市の街並み 引用:写真AC
新居浜市の街並み 引用写真AC

滝の宮公園(金子城跡)の住所

〒792-0034

愛媛県新居浜市滝の宮町8番

最寄り駅

JR予讃線「新居浜駅」

アクセス方法と所要時間

  • JR新居浜駅から車で約5分
  • JR新居浜駅から徒歩約25〜30分
  • 松山自動車道「新居浜IC」から車で約15分

※所要時間は交通状況などによって異なります。

駐車場の情報

公園内には4か所の駐車場があります。

滝の宮公園(金子城跡)とその周辺の地図

※地図は周辺の位置を確認するために掲載しています。

滝の宮公園(金子城跡)のストリートビュー

よくある質問

▶滝の宮公園(金子城跡)は現在も行くことができますか?

現在も新居浜市が管理する公園として利用されています。園内ではリニューアル事業が進められているため、工事に伴い一部の通路や施設が利用できない場合があります。

▶滝の宮公園ではどのような心霊現象がありますか?

第1展望台付近に落武者の霊が現れる、誰もいない場所から笑い声が聞こえる、ブランコが勝手に揺れるなどの噂があります。また、少年や女性の霊の目撃談もあります。

▶金子城では何があったのですか?

1585年(天正13年)、豊臣秀吉による四国攻めの際、小早川隆景の軍勢に攻撃されて落城しました。この戦いは「天正の陣」と呼ばれています。

▶滝の宮公園の心霊現象には信憑性がありますか?

落武者や少年の霊、ブランコの怪異などは心霊スポット情報サイトで紹介されています。古戦場だったことは歴史的事実ですが、心霊現象については目撃談や噂が中心となっています。

終わりに

滝の宮公園(金子城跡)は、現在では桜の名所として親しまれていますが、戦国時代には激しい戦いが行われた場所でした。

金子城が落城した歴史を知ると、落武者の霊が現れるという噂にも興味が湧いてきます。

一方、少年の霊や勝手に揺れるブランコなど、城の歴史とは直接結びつかない心霊現象もあり、気になる点が残りました。

個人的には、金子城の本丸があったという第1展望台を訪れ、かつて武士たちが守ろうとした新居浜の景色を見てみたいと思いました。

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